hartmannのゲームあれこれ

適当にやってるゲームのあれこれを偶に書きます

P&R 激動の日本1


 はじめに

 今回はPower&Revolutionで日本プレイの簡単なAARを書いていきたいと思う。Power&Revolutionが何のゲームかというと地政学シミュレータゲームだ。簡単に言えば内政に特化したHOI4といったところか。できることは非常に多い。公式によれば選択可能なアクションは1000を超えるそうだ。

 しかしバグも多い。AAR中に致命的なバグが出てきた場合は、それ以降の継続はしないのでご容赦願いたい。

 今回のAARでの目標は

GDP世界一位

・国連安保理常任理事国になること

の2つである。

 

 ほんへ

2019年-税制改革-

 このゲームには2019Editionを導入しているため、2019年1月1日スタートとなる。

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日本とその他の国のGDP

 2019年1月1日時点で

GDP 555兆4730億円

GDP成長予測 年1.12%

となっている。

 開始早々、米国のトラ…()大統領に会談を要請しておく。物を売りつけるためだ。

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実在の人物はいません。いませんとも

 やることはもう一つある。ご存知の通り、日本は財政赤字がひどいのだ。GDPの約5%分の赤字を毎年垂れ流している。

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赤字がこれ以上ひどくなると、総理の座から降ろされ、ゲームの続行が不可になる

 現実世界では、この赤字を減らそうと消費税の増税をしようとしているが…このゲームではその赤字をなんとかする魔法のような税金がある。金融取引税と環境税である。この2つの税率を上げるだけで、消費税がいらなくなるような代物なのである。この2つと一応消費税を上げていくことで、財政再建を急速に進めていく。

 1月8日、米国との会談でたくさん物を売りつける。輸出量が大幅に増えれば、GDPがUP→税収UPとGDPが増えることで、財政再建を目指せるからだ。

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とにかくたくさん売りつけた

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物をたくさん売りつけた後の日本のGDP

 その結果、GDPは爆増し、赤字幅も大幅に削減することが出来た。増えた税収で、600棟ほどの産院を建設した。なんとこのゲームでは、産院を建設するだけで生まれてくる子供が大幅に増える。これで人口減少問題も解決だね!

 GDPが増えてくると電力需要がものすごい勢いで増える。増えた電力需要を賄うために、原発を多少増設、太陽光発電風力発電を中心に増設していく。このゲームでは、再生可能エネルギーの発電量が高い。風力を5つ建設しただけで総発電量が70TWhも増える。原発の半分とは…原発いらない子。なお風力発電の発電量(設定)は2TWh。いったいどうなっているんだ…

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電力消費の伸びが早い

 1月29日、2月13日とそれぞれ関東、琉球諸島に大規模な津波が押せ寄せた。なんとも災害が多い国家なことだ。

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地震も起きてないのに大津波とは何があったんですかねえ…?

 しかし、ゲーム内においての災害は悪いことだらけではない。例えばこの津波なんかは、その対策に費用を割いていれば、災害対策が褒められて支持率の向上につながるのだ。危機に一致団結する国民を再現でもしたのだろうか?

 2月16日には、中央銀行政策金利を-0.1%→5%に設定。インフレ率の上昇に備える。とある事情もあって政策金利は20%を目標にしていく。

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  4月に入り、四半期ごとの経済成長の報告がされた。年率成長の予測は11.25%になり、GDPは612兆6350億円と日本経済は飛躍的に向上した。まあ米国への輸出分で成長した分がほとんどなので、内需の成長はないに等しいが。

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米国様々だ

 消費税・金融取引税・環境税の3つの税率を少しずつ上げていった結果、5月には財政赤字を解消することに成功した。流石金融取引税と環境税だ。日本はこの2つから取れる税金が多く設定されているのか、歳入の増加ペースは結構早い。財政赤字を達成した後も、金融取引税・環境税はだんだん税率を上げていく。まあ日本は大きな政府を志向しているらしいので大丈夫だろう…

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このゲームの日本は財政赤字を解消しやすい

  この後は、特に大きな出来事はなかった(私が画像を取り忘れた)。主にやったことは、研究と宇宙開発に予算をたんまりつけたり、教育に予算を割り振ったり、小学校を建設したり、暴動を鎮圧したりだ。

 なぜか、四半期ごとの成長率報告の画像だけちゃんと取ってある。

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何もしてないのに成長率が上がっている

 第一四半期時点での成長率11.25%が、第二四半期、第三四半期とそれぞれ12.98%、14.72%と成長率が上がっている。この期間、輸出などには手を出してないので、内需が成長に寄与したということだ。こうやって国のGDPが増えていくのを眺めるのは結構楽しい。このゲームをやっている一番の理由だ。ちなみに四半期ごとの成長率ではなく年間の成長予測が報告されていることに注意。

 一年を通しての結果は、

GDP(名目?) 640兆4320億円へ成長

GDP成長率 15.35% 
となった。日本にまた高度成長が舞い戻ってきたようだ。この調子で2030年までにはGDP世界一を目指したい。しかし、最後の画像の「いたって普通の値ですね」ってなんだ。こんなのが普通だったら日本はこんな衰退してないぞ。

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円高によって他国の円換算GDPが軒並み減っている

 ちなみに他国のGDP(円換算)はこんな感じだ。この中のうち、日本よりGDPが多いのは米国と中国だけなのでその2か国だけ注視しておけばいいのだが、

・米国 1987兆1180億円

・中国 1391兆4890億円

と結構2か国との差が縮まっている。なお米国と中国のGDPが減っているように見えるが、これは円高が急速に進んでいる影響である。

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 インフレ対策の名目で基準金利を20%に設定した結果、急速に円高が進み、そのスピードが2か国のGDP成長スピードよりも速かったので、2か国の円換算のGDPが減っているというわけだ。こうでもしないと2か国のGDPを抜かせないので許してほしい。

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 GDPが成長する中で、なぜか失業率は4.15%と悪化してしまった。このゲームのバグなのか設定なのかはわからないが、平均の失業率が4%くらいになっており、失業率はそこに近づくように動いている気がする。もちろんGDPが急激に変動するときは失業率も0.10%になったり、2桁%を出すこともある。

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将来の教室数は足りるのだろうか?

 産院を建設しまくったおかげもあって、 人口は増加に転じた。人口ピラミッドがいびつな形をしてるのは気にしない。これで少子高齢化問題は数年後に解決してるだろう。それはそれで別の問題を生む気がするけど。

 と、2019年はこれで終わりである。次年度以降はまた後に。

 

おまけ

 2020年度に入って早速バグが…

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前兆

普通にプレイしていると突然上の画像のようになり、こうなってからセーブ&リロードをすると…

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都市が選べなくなる

このようになり、バグが起きた地域の都市が選択できなくなってしまうのだ。こうなってしまっても普通にプレイは続行は可能だが、都市が選べないことで鉄道が引けなくなったり、暴動の鎮圧が一回しか指示できなくなったりいろいろと不便が多いのだ。

 1年でバグが起きてAAR終了ということでは味気ないので別のデータを用意して2020年から続けたいと思う。2019年度のプレイはなるべく同じように振る舞うが、多少の違いは出てきてしまうので、ご了承いただきたい。